ランドセルが大型化してるって本当?子どもへの影響と対策は

ランドセルの展示会でお孫さんが背負っている姿を見て、おばあさまがため息をついていました。「こんなに大きなランドセルを背負うの?」

確かに、昔に比べるとランドセルは大きくなっています。B5やA4の紙が入る大きさから、A4クリアファイル対応になり、今はA4フラットファイル対応のランドセルが主流です。

ランドセルよりも問題なのは教科書の重さ

ランドセルは大きくなっていますが、素材の改良などにより、重さは1~1.6kg程と親世代のものと比べてそれほど変わりません。
問題は教材の重さです。「脱ゆとり教育」の影響で、2015年の教科書の総ページ数は10年前より1600ページ以上増えています(1~6年合計、各社平均:教科書協会)。ビジュアル化やカラー化により、紙質が良くなり大判化してより重くなっています。

ある調査によると、小学生のランドセルやサブバックなどの荷物の総量は、7kgを超えています(1~3年生)。実際、ランドセルが重くて、腰や肩が痛いと訴えるお子さんがいます。成長期の子どもが重い荷物を背負うと、本来伸びるべき身長が押さえられる可能性もある、と指摘する医師もいます。

ランドセル重量化への対策は?

教材や荷物の重さを減らすために、どうしたらよいでしょうか。ここでは3つの対策をご紹介します。

・宿題に必要のない教材は学校に置いておく(置き勉)
・必要な教材を買って、家に置いておく
・ランドセルより軽いバッグを使う

学校によっては、教科書が宿題に必要などの理由で「置き勉」を禁止しているところもあります。ただ、保護者の要望で、荷物の負担軽減につながった例もあります。必要ならば、学校に意見を伝えて、状況を改善していくことも一つの方法ですね。
置き勉禁止の場合、金銭的な負担は増えますが、家庭用に教科書を買う方法もあります。各県に教科書の購入窓口があります。>>全国教科書供給協会

ランドセルの使用は義務ではありません。場合によってはナイロン製などの軽くてしっかりした作りのバッグを使うことも一案です。「小学生」「通学リュック」で検索すると、いろいろなバッグが出てきます。興味のある方は、調べてみてくださいね。

荷物が軽くなるランドセルの背負い方

背当てや肩ベルトにしっかりしたクッションが入っていると、身体への負担が減らされます。また、背中とランドセルがぴったりフィットしていると、重さが分散されて背負いやすくなります。この2点は、ランドセル購入の時にチェックしたいポイントです。重いものは背中に近い方に入れ、すき間をつめるとムダな力が入りません。

ランドセルを軽くする方法をご紹介しました。少しでもお子さまの「肩の荷」がおろせますように!

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